- 2009年5月18日 14:39
トルネード第九戦(折り返し地点)
40日で18ゲーム、最初はこのゲーム数をあまり深くは考えてはなかった。
ただ、無心にアメリカのバスケット環境の中で日本人だけのチームがプロとガチンコ勝負できること、それだけが嬉しかった。
しかし、実際に渡米し、いざリーグがスタートすると、その厳しさが肌身に染みだした。
約二日に一回のペースでアメリカの大男相手にぶつかり合う・・・バスケットをする前にそれだけで疲れてしまう日々。
正直、18試合なんて無謀だと感じるようになりました。
その日から監督の仕事は、いかに選手が、怪我無く、一試合一試合を無事に過ごせるか、もしくは充実したリーグにできるように配慮するかを考える事、それで十分だとも思うようにしたこともありました。
でもゲームをすると、やはり「どうしても勝ちたい」と思う気持ちは、抑えることが出来ず、自分の心の中でも迷える日々が続きました。
そしてようやく折り返し地点。
ある意味無事にここまで来れました。
ほんとに無事に・・・。
毎回のゲームでトルネードのメンバーは、アメリカ人選手相手に飛ばされ、倒され、頭の上からダンクをあびせられ、フラフラ、クタクタになりながら、戦ってます。
最初のゲームの頃は、まだ未知に対する緊張感もあり、現実を知るより、戦いへの無心さが実力の差を気にする事を忘れさせてくれていました。
でも、ここまで来ると、どれだけ今のトルネードがIBLの各チームと明らかな差があるかが、正直に分かります。
大丈夫かな???選手は、心も体もバラバラ、ボロボロではないかな?
なんていつも心配してます。
でもそんな中、昨日の第八戦、そして今回の第九戦で苦しい中にも何かをつかみました。
それは、監督の私だけではなく、数名の選手も・・・
トルネードが目指す「忍者」バスケットの真骨頂を。
ディフェンスでは、アメリカ式のバスケットスタイルをトルネードのメンバーでも止めれる方法を、そしてオフェンスでは、仲間同士の動きを感じ、上手く相手の先を読みスペースを突いていく事。
一言では、説明し難いですが、トルネードが目指す、アメリカの戦い方が、しっかりと見えました。
今日の数字は148対93。
やはり大差です。
なのにゲーム中、私はトルネードの戦い方が見つけることが出来た事に喜びを感じながらベンチワークをしていました。
ベンチからコミュニケーションを出し、少しずつ動きのポイントを選手に伝達。
もちろん、すぐには理解してくれませんでしたが、間違いなく、少しずつ感じてはくれるようになりました。
元々チームの約束事「選手5名の10ポイントムービング」、それを実践しながら、ペイントにスペースが生まれる、そしてその一瞬の隙をつき、アタックすると小さなトルネードでも余裕でゴール下シュートやレイアップができる。Masa,Satoshi,Yuu,Ken,Ume誰もが普通にシュートが打てる。
それをゲーム中に経験し、「ん?なるほど・・・???」となんとなく、自分の出した結果から感じてくれたよう。
そのポイントは、効率の良いスペースの使い方により相手のピックアップミスを誘う事で生まれるシュートタイミング。
これが9戦目にして手に入れた大きな収穫でした。
折り返し地点。
残り9試合。
その中には、以前対戦したチームも含まれます。
苦しいと思われたこのシーズン18試合。
でも人間って不思議です。
苦しいながら適応してます。
最初は豪快なダンクを受ける度にひるんでた事もあったトルネードの選手達。
でも今は、ダンク後にとっととボールをスローインして、次に進む姿は、確かにこのアメリカのバスケット環境に適応しだしている証拠。
この感覚と、勝ちたいと思う気持ちと、「忍者バスケット」の真骨頂が揃うと間違いなく勝てます。
「50点差以上離されていて、その強がりはないだろう・・・」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
でもほんとに感じるんです。
監督の私だけでなく、選手一人一人も・・・
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Comments:1
- けい 2009年5月18日 17:51
試合のスタッツお願いします。
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