- 2009年6月 9日 04:43
トルネード第17戦(最後のアウェイ)
6月3日、相手はオレゴンウェーブ。
セブンフッターがいる大男集団です。
試合の結果は159対114、約40点差です。
クォーターずつに直すと1クォーター約10点差の展開でまずまずのゲームです。
オフェンスはともかく、このゲームで結果を出したかったのが、チームディフェンス。
トルネードは日本各地からこのゲームの為に集まったメンバーで構成されている、したがってチーム作りという点では時間も短く、質の高いチームに成れる確立は低い。
しかし、個人技、体力、体格、経験など全てで勝っているIBLの各チームに勝つには、こちらがよりチームに成る事が不可欠、相手に個人技にこちらも合わせて個人技で対戦しようものなら、簡単に返り討ちに合うことになる。
そこで、シンプルでしかも覚えやすいチームディフェンスを作り、シーズンを通して迷うことなく、一貫してそれを貫き、チームの中に確かな物とする必要がありました。
そのチームディフェンスが実りだしたのが、シカゴの遠征あたり、そして確かな物に感じるようになってきたのが、5月30日のバンクーバーボルケーノーズ戦。
以前148点を取られた相手を134点に抑えたゲーム。
時にゲームのスコアーは、そのチームの調子にもよって上下しますが、この時の相手の得点については、確実にトルネードのディフェンス勝ちでした。
その見えてきたチームディフェンスをこの第17戦でより確実なものにし、最終18戦に臨み、得点力のあるスノーホーミッシュを120点以内に抑え勝利を物にする為に・・・。
その意味(目的)では、このオレゴンウェーブとの戦いで、全ての選手がコート上に立ち、一つ一つのディフェンスを確かめながら、ゲームを運ぶ事が出来た上に相手が150点台でスコアーが止まったのは、チームとしては、最高のパフォーマンスができました。
こちらに来ると全てのチームとの対戦がアウェイ、どれだけ良いディフェンスをしても、報われない笛が鳴るときがあります。
でもそれも承知の上でチームディフェンスを作り上げないと、勝ちの神様には見放されます。
西田辰巳
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